2013年4月28日日曜日

my website




やっと、自分のサイトができあがりました。



http://minorisasaoka.web.fc2.com/



HTMLって中学か高校のときに少し習ったような気がするけど、ほとんど忘れていたのでまずは文字の大きさを決めるタグから思い出して…分からないタグはひたすら調べて。

ググれば何でも出てくる、親切な世の中です。


できあがったものの、iPhoneからSNSのブラウザ越しに見ると文字化けするという特殊な問題を抱えているところ。
PCと格闘する日々は続きそうですが、もともとPC作業好きだし慣れてきて楽しいので頑張ります。



そして内容も少しずつ濃くしていけるように!






楽しく、強く、美しく。



2013年4月27日土曜日

汚れなき黒




“潔癖症の人は

普通の人よりも汚い世界にいる。

自分を綺麗に保とうとすればするほど、世界が汚くなっていく。

自分が完璧に近づこうとすればするほど、世界は不完全になっていく。”






というのをTwitterかなにかで読んでから
この言葉がことあるごとに、脳裏をよぎるようになりました。


わたしは潔癖症ではないけれど、私の核みたいなものはここにあるのではないかと思って。




嫌いなものは本当は全部自分の中にもっていて、そういう自分を認めたくなくて
毛嫌いするのかな、と。
それを認めてしまったら、自分もそれらと同じだって言われてるような気がして。


自分の理性を壊してしまいたいって本当はどこかで思ってるけれど
それができないから、
きっと何か作ったり、文字にしたくなるんだろうな。




少し関係ないかもしれないけど
「抽象表現」って、遠回りで小難しかったりするけどすごくすき


相手に想像させることができたら、その価値は無限になると思うのです。



おやすみなさい!










2013年4月23日火曜日

そして君は気がついたのさ



「頭のカタイ自分が嫌いだ」

悔しくてもどかしくて、悶々とする。
ああこんな気分の時にはそうだ、文字にしてしまおう。そのためのブログだ。


・・・なんて思って、書き始めてはみたものの
いざ書いてみたら、すぐに自分の間違いに気づいた。
ので、撤回。

「頭がカタイ自分、なんて決め付けてるのは、自分だ」



環境が大事だとか、人脈が大事だとか、言う人はたくさんいるしどれも間違ってないけれど
どんな事象も自分の“気付き”あってこそ。
どんな環境にいようと、どんな人間関係だろうと、すべては自分次第。

いつでも自分が正しいと思うことに気付けて、全うできる人間でいたいです。


思い込みはとても簡単に人の心を操る。

悩んだときはいつも、「なにか思い込んでいる所はないか、一般論で決め付けてしまっている所はないか」と自分に問うのです。

“世間一般”にマインドコントロールされてないか?って。



多数決で世の中が成り立ってしまうと、少数派はすごく不安になるから。私はいつでも、少数派が存在しているということに気付いていたいです。




目に見えるものだけが真実じゃないから、表現したくなるんですね、きっと!


この国に、表現の自由があってよかったね。
きっと大丈夫。





2013年4月20日土曜日

影絵のおはなし




昨日探していた、影絵の動画を見つけました!
「お日さまのおくりもの 国連加盟国の民話と国情報」というCD-ROMに入っているものでした。
今は既に廃版だそうですが、実家を探せばあるかもしれません。

オランダや、ノルウェー、ベルギーの民話だったんだ…

父はこれを観せてくれていたんですね。
父の書斎でパソコンを使わせてもらうのが、とても好きでした。



うれしい…探してみたらたくさん動画がアップされてる…




1シーンごとに、ああ、これだ、これを見ていたんだ、と思い出し
懐かしくて とてもあたたかくなりました。



民話なので、ひとつひとつに教訓のようなものがあって面白い。


9分ほどの短い物語ですので、ぜひ観てみてください^^



《塩とパン》 スウェーデン民話



《スタフォーレンの奥方》 オランダ民話






この他にも、ベルギー民話の《スープの石》などがあります。

それらはニコニコ動画でしか見られないようで、、アップロードの仕方が分からなく、あと会員でないと見られないようです。



ニコニコ動画って、最初知ったときはいかがわしい動画がたくさんあるんだろうと思っていたのですが、とんだ勘違いでした(笑)すみません。




懐かしいものが見られて良かったです。








2013年4月19日金曜日

影に色と香りを




伊勢丹の「アールヌーヴォーvsアールデコ展」に行きました!


ミュシャの絵画やガレの陶芸、ルネ・ラリックのガラス工芸など、その時代を代表する作品が多数展示されていて、特に、あんなに多くのルネ・ラリックの作品を見たのは初めてで、とても感激しました。

販売もしているようで値段が載っていましたが、ほぼ200万円以上で…

本当に小さな、5cmくらいのおちょこ?ですら100万してびっくり。。。そうだよね、買えるわけないよね。たとえ買えても、使えないよね。

セレブな生活はできそうにありません。


作品をまじまじと見るのにも、鼻息を吹きかけないように気をつけながら、髪が垂れないようにしながら見ていました(笑)


私はアールヌーヴォーの細やかで装飾過多な感じが好きだけれど、アールデコの幾何学の連続やより生活に近い感じもすきです。
家具に花瓶、お皿など生活の一部にデザインが取り入れられてるのって素敵ですよね。

直接的に生活の役に立つわけではないけれど、
ちょっとあるだけで、なんだか気持ちが豊かになる。

芸術って素晴らしい!


観覧料が無料だったので正直あまり期待していなかったのですが、会場を出る頃には心がほくほくしていました。


伊勢丹をふらふらしていると、もうひとつ絵画の展示があるようで、それも見てきました。

そこへ行く途中に、どこかで見たことのある絵画が。
昔、小さい頃に父のパソコンで動画?を見せてもらったものと、そっくり!

母に聞いてみると、藤城清治という影絵作家さんのものでした。
母がもともと好きだったようで、そういえばそんなことも言ってたかなーと、なんとなく思い出しました。


 


小さい頃は、この黒い顔の無表情な感じが不気味だったのですが、
今見てみるととても愛らしくて、しかも色や光が引き立って、その光もまた影を引き立てていてすごく引き込まれます…

小さい頃を思い出して、その場で何分か見入ってしまいました。


 






なんだかどれも、少し寂しいように感じますね。
子供の頃も、この寂しくて切ない感じ(子供の頃は不気味もプラスして)が、ちょっと怖くて、でも好きで、よく見ていたような気がします。
今、その頃見ていた動画を探しているのですが、ちっとも見つかりません。父はどこからあれを持ってきたんだろう…

お姫様がいて、王子様がいて、王子様が森の中を馬で駆けるシーンや、
猟師がウサギを狩ってきて、家族でそれを食べるか食べないかの話し合い…みたいなシーンは覚えてるのですが、それだけじゃどうにも。

そういえば音楽も流れてた気がする。語り手は日本昔話みたいな感じで、ひとり。


気長に探そう。またあれが見たいなあ。



ほかにも伊勢丹でクロエの新作コスメのサンプルをもらい、匂いフェチな私はそんなことで有頂天でした。
伊勢丹にあんなに長居したことはなかったのだけれど、
やっぱり大手デパートは店員さんがガツガツしていなくて、ちょうどいい距離感という感じで居心地がよかったです。


あとJump from paperのバッグを見られたのも嬉しかった!
あんまり物は入らなそうだけど、かわいかったな。


最近あんまりこういったことしてないので、デザインや芸術に触れられてとても良い一日になりました。






【デザインとは、人々の生活をより良くするもの】


私の大好きなデザイナーの言葉です。

この言葉を思い出すたび、私が今作りたいものはデザインではないのかもしれないと思うことがあります。

でも、直接的に人々の生活を豊かにすることはできなくとも、
人々の内面に訴えかけ、そこからその人の生活や思考に変化が訪れるような、そんなものを作りたいです。





“不器用な僕から、不器用な君へ。

どうしようもない君の、どうしようもない生活の一部にいつかなれますように。”